Orange

僕が19の時ハワイにウインドの練習で行った時です・・・
若さから何も考えず、とりあえずバイトで貯めたお金と親からの仕送りを足して憧れの風と波を求めてハワイへ

手荷物は水着二枚とTシャツ二枚、マウイ島ガイドブック、そしてカップ麺5つ・・・
1つ目の誤算・・・そう言えば英語がしゃべれない。
2つ目の誤算・・・泊まるとこがない。
3つ目の誤算・・・お金が足りない。
4つ目の誤算・・・風と波が強すぎてよめない。
どうするか途方にくれ、三日目も野宿か・・・とスーパーの前のベンチに座っていると・・・
ある一人のおばちゃんが英語と日本語交じりで話しかけて来て、「お腹が空いてるならうちに来なさい」とやさしく招いてくれました
そこはラハイナ浄土院でした
ご主人もおばちゃんも日系アメリカ人でそこの住職さんでした。そこでおばちゃんと約束したのが朝と夜は本堂のお掃除、その代わり寝床とご飯付きでした
合間は自由に練習に行きました。そのお寺からは見事なくらいきれいなサンセットが見え、いつもおばちゃんは沈み行く太陽を見ていました。僕も隣で見ていると「なお、私たちハワイの人はみんなこうやってサンセットも見て自然に感謝するんですよ」と言われました。19歳で若造の僕の心にその言葉がとても響きました

身も知らない僕を母親のようにかわいがってくれ、いろんな料理を作ってくれ、いろんな事を話してくれました。いつも海から帰ると、「今日はいい練習出来ましたか?」「お腹空いてないですか?」いつも自分のことより僕の事を気にしていました。
今でも沈み行く太陽を見ると「おばちゃん元気かな」とハワイを思い出します

泊まりのツアーやいろんな所に行ったときなどぜひ夕日を見てください

ハワイみたいな日本になるといいな〜!!
PS写真は茨城県の大洗ですが・・・この景色を見て思い出しました


| HOME |

